女性ならば人生一度はされてみたいもの。それはプロポーズではないでしょうか。 十人十色、それぞれの人生があるようにプロポーズも十人十色で様々なシチュエーションがあると思います。 恥ずかしながら私の体験談を書かせてもらいます。 私がプロポーズをされたのは電話でした。 大事なことは顔を合わせて、電話なんかで可哀想、と思われるかもしれません。

 

でも、それには大きな理由があるのです。 時間をさかのぼり、私と彼が出会ったのは大学3年生の頃です。 2歳年上の彼は司法浪人でした。司法浪人というのは大学卒業後、就職せずに司法試験目指して勉強している人です。大学4年の時に司法試験に落ちてしまい、浪人1年目でした。 一人暮らしをしていて、親の仕送りだけでは生活が苦しかったので特別な予備校に通いながら塾講師のバイトをしており、私も同じバイト先で塾講師をしていてお付き合いすることになりました。

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私は大学を卒業後は就職しようと思っていましたが、勉強に励む彼を見ているうちに自分はこれでいいのかと思うようになり、かねてからしてみたかった留学をすることになり、大学4年の間に準備をすることにし、卒業後はロンドンの語学学校に留学し、資格を取得して現地の大学へ進めることになりました。 大学に入った時点で、留学してから1年以上が経っています。

 

その間、彼とは遠距離恋愛です。 勉強が忙しかった私は日本に年1回しか帰ることができず、司法浪人の彼も海外旅行などしている身分ではないのでロンドンに来ることはありません。スカイプやチャットなどツールを使えば今の時代はいくらでもコンタクトは取れるのだと思いますが、私も彼もマメにそういうことをするタイプではなく、せいぜいLINEするぐらいでした。

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大学が残り1年となり、私は将来をどうするか悩み始めました。 住めば都で、ロンドンでの人脈ができたことにより、ロンドンで仕事をして生きていこうと思えるようになってきていたのです。知り合いが卒業後は一緒に働かないかと声をかけてくれたことが大きな理由でもあるのですが、この申し出は大きなチャンスなのではないかと心が動いていました。

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ロンドンの新学期は9月なのですが、最期の1年が始まってすぐの頃、日本にいる彼から珍しく電話がかかってきました。 挨拶もそこそこに、開口一番「結婚しよう」と。 私は状況がつかめずポカーンとしていたのですが、その日は司法試験の合格発表日でとうとう彼が合格したのです。 発表を確認して、まず私に連絡してくれたそうです。

 

彼の中では合格したらプロポーズしようとずっと決めていたそうで、そのために「受かった」という前に「結婚しよう」と言ってしまったそうです。 そんな話を聞いていたらロンドンで生活していきたいという気持ちがスーッと冷めて、今すぐにでも日本に帰って彼に会いたくなってしまいました。 電話でこんなに幸せになった気分は初めてです。9dd13d52338057ce6d735b58be5aa423_s

 

卒業までの1年は勉強は一番大変でしたが、肩の荷が下りた彼が会いに来てくれて、大好きなロンドンを一緒に回ることができ、思い残すことはないほど満喫しました。 離れていてもずっと想っていてくれた彼に感謝です。